普通に生活してたら岸本ゆめのちゃんに会いました
私、ヲタク!貴重な学生生活を半分以上バイトに費やしてる、社畜ヲタク!
あの日も私は8連勤の3連勤目をこなすために、バイト先に出向いていました。
そのバイト先というのは、私の家の最寄り駅にあるお店で、立地の問題から芸能人の方が来ることも度々ありました。
しかしながら、この世の中にはいわゆる「芸能人のそっくりさん」という存在も多いため、ぱっと見ただけでは本人であるという確証はなく、私は特に一々気に留めることもありませんでした。
マスクをしていたりサングラスをしていたりと、芸能人とバレたくないという感情を全面に出してくる人もいらっしゃったので、あくまで私は「店員」と「客」という立場で接客をしていました。
でもね、こんな偉そうなことをドヤ顔で言っときながら、
この間そんな立場をめちゃくちゃにぶち壊しました!!!冒頭から胸張って「私のこの態度、接客業の鏡でしょ?」みたいな雰囲気醸し出してごめんない!!反省!!書いて5秒で反省!!
バイトの連勤の中日ってめちゃくちゃ憂鬱になるじゃないですか。
数日働いたことによって来る疲労感とあと数日は働かなきゃっていう義務感が同時に押し寄せてきて、どうでもいいことにイライラしちゃったりしないですか?
お釣りとレシートを渡した時に、レシートだけを避けようとして手を上にあげるおじさんに
「レシート要りませんの一言ぐらい言えやアホタレがテメェはレシートアレルギーか」
とか思っちゃうじゃないですか。
いや~、しかしあの行動本当に謎ですよね。私は割と手をあげられても、物分りの悪いブスなので、レシートごと手の平に半強制的に乗せるんですけどね。勝った。*1
その日も憂鬱な気持ちになりながらお店に来て、暇な時間帯ということもあり1人回しで営業していました。
シフトインして暫く経ってから、ついにその時は訪れます。
作業をこなしている最中に、お店のドアが開き、「いらっしゃいませ~」と言いながら顔を上げました。
うわっなんかめちゃくちゃ可愛い人が入ってきた
私の前には何人かお客さんが立っており、合間合間から見たためはっきりとは見えませんでしたが、遠くからでもわかる。めちゃくちゃ可愛い。
そのめちゃくちゃ可愛い人物は、私の所まで一直線に来て、目の前で注文を考え始めました。
私は可愛い子が大好きなので、いつもバイト先に可愛い人や綺麗な人が来るとさり気なく顔を見て勝手に心の中で「めちゃくちゃ可愛いですね!!!」と語りかけています。
なんなら、心で思ってることと口に出すことが逆になってしまい、「いらっしゃいませ~!」と思いながら「可愛いですね~!」と言ったこともあります。書きながら思ったんですけど、かなり重症ですね。長めの休みを取ろうと思います。
その時もいつも通り、あまり凝視するのも失礼だよな~と思いながら、私は先程の作業を続けながらチラッとその可愛い人物の顔を拝見させて頂きました。
えっこの人めちゃくちゃきしもんに似てる!?!
健康的な肌色をした小さな顔に大きな目、めちゃくちゃ岸本ゆめのちゃん似の美人さんが目の前にいました。
私は本人にバレないようにチラ見を繰り返し、「こんだけ可愛けりゃ人生イージーモードだろうな~」「何回くらいきしもんに間違えられたんだろうな~」 などと、色々なことが頭の中を駆け巡りました。
そして注文が決まったようでカウンターに近づいてきたので、もう一度「いらっしゃいませ~!」と言いながら、可愛い人物の顔面を真正面から見ました。
えっこれきしもん本人なんじゃない…?!
この時初めてまともな時間、顔をハッキリと見ましたが、それはもうどう見てもきしもんでした。本人または一卵性双生児のきしもんpart2(?)でした。
きしもんって双子いないし*2、本当に目の前にいるの本人じゃない?えっまじで?!どうしようきしもんなの?!と、私はめちゃくちゃパニックに陥りました。
脳内がそんなに事になっているとも知らず、更にそこで追い打ちをかけたのが
「〇〇〇を一つください。(明らかにきしもんの声)」
♪サンラッアアアアアアァァァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~イズ
私はサンライズジャンプを繰り出しそうになりました。発された声が、本当にきしもんそのまんまだったんです。これで私は確信しました。
目の前にいるのはきしもんだ。
取り乱しそうになりながらも、私は冷静を装ってお会計を済ませました。
そしてきしもんにオーダーされた商品を用意しながら、様々なことを考えていました。
「声掛けたら迷惑かな…急いでるかな…」
「でももうバイト先で会うなんて一生ないかもしれない…」
「そもそもきしもんって実在するんだ…」
「あれが本物のきしもん科きしもん属のきしもん…」
「こんな気持ち…初めて」
結果、変装もしておらず全くそのまんまの格好でいることから判断し声を掛けさせて貰いました。
私「お待たせ致しました、〇〇〇おひとつです。」
きしもん「ありがとうございます!」
私「あ、あの…もしかして…つ、つばき…(声が震える)」
きしもん「えっ…はい?」
私「ツ、ツバキファクトリーノキシモトユメノチャンデスカッ?!」
きしもん「えっ!あっ!はいそうです!!よく分かりましたね(ニュアンス)」
私「ウワーメッチャホンモノダーー!!」
きしもん「あはは、ありがとうございます!」
私「これからも陰ながら応援してます!頑張ってください!」
きしもん「本当ですか?!ありがとうございます!」
私「突然声掛けちゃってすみません、ありがとうございました!」
きしもん「こちらこそありがとうございます~!(手を振りながら)」
動揺しすぎて途中でカタコトになっちゃったけど私は純日本人です。
という訳で、私はその日のシフトもその後続いた5連勤もあの日のことを思い出しながら難なくこなしました。
私、社畜でよかった!
きしもん、気持ち悪い反応をしちゃった私にも嫌な顔一つせずに優しく対応してくれてありがとう!今年は必ずお金を払って会いにいきます!
【最後に】
唐突ですが、先月末に今まで使っていたTwitterのアカウントを消しました。(理由は色々ありますが、後々お話します。)
フォローして頂いていた2000人弱の方、仲良くしてくれていた15人くらいの相互の方々、突然消えてごめんなさい。約2年間ありがとうございました。
これからもブログは書き続ける予定でして、ブログの保存用のアカウントが欲しかったので、たった今@umi_hpjを作成しました。
どのような使い道になるかは分かりませんが、ここにお伝えしておきます。